千葉大学法政経学部同窓会

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千葉県庁 石田 涼

千葉県庁に勤務している石田涼と申します。
今回、年度の幹事をしていることや千葉県庁に勤務していることから、
県の仕事の紹介を中心に会報に原稿を寄せてほしいとの依頼を受けました。
私は東京に住んでいましたが、いろいろな縁から1990年4月に千葉大学法経学部法学科に入学しました。
講義はほとんど出ていましたが、特にバイトや部活動に励むでもなく、
先輩や友人と講義後サ館(サークル会館の略です)や友人宅で駄弁っているそんな学生でした。
ゼミも法学科の方は御存じだと思いますが経済学科と異なり卒論などはなかったため、
民法の中川先生、憲法の尾吹先生、行政法の宮田先生の演習と複数顔を出し、よく言えば幅広く、悪く言えば底の浅い学業だったと思います。
大学卒業後1994年に千葉県庁に入庁しました。
今年で17年目になりますが、これまで5つの職場を経験しています。
最初は、松戸にあった東葛飾支庁という出先機関で県民の日の地域行事として小学生のサッカー教室や物産市などイベント企画、
県の施設などをまわるバスツアーの企画添乗、県広報誌県民だより地域版の企画や取材同行などを行いました。
柏レイソルのユースコーチの方々に協力をいただきサッカー教室を行ったり、
市町村の職員の方々と物産市の会場の準備をしたことを懐かしく思います。
2か所目は、企画部の地域政策課というところで、今は全く聞かなくなりましたが、
リゾート法(正式には総合保養地域整備法と言います)や業務核都市など地域整備の計画の進捗管理を行う仕事、
それからアクアライン1周年記念イベントの企画を担当しました。
この課で印象に残っていることは、とにかく現地主義で仕事で出張するのはもちろん、
休日も課の職員同士で一緒に県内いろいろなところを見て回ったことです。
実際に見に行った場所の印象は今でも記憶に残っており、
後々仕事に役立ちました。続いて3か所目に異動したのが、総務部の市町村課というところです。
この課はその名のとおり、市町村に関する様々なことを担当する課で、財政面のこと、
給与や定員管理など人事面のこと、税金に関すること、
選挙に関することなどいろいろなことを担当しています。
この課の特徴は、県職員だけでなく、国からの派遣職員や市町村からの研修職員が沢山いて、
出身が異なる職員が一緒に仕事(もちろん夜飲みにも行きます)をすることで、
これまで当たり前だと思っていたことが、別の考え方があることに気付かされることがしばしばあります。
続いて4か所目が松戸警察署への出向です。生活安全課というところで、
防犯関係の仕事をしました。普段は署の中で犯罪統計をまとめたり、
防犯用のホームページを作ったりしていましたが、時には金融機関の防犯訓練で強盗の役をやったり、
小学校の講話で不審者役で児童に声をかけたり、住民の方と一緒に夜間パトロールをしたりしました。
また、夜間、土日祝日の当直の際には、警察官と一緒に当直部屋に詰め、
110通報を無線や電話で受けたり、迷子や迷い老人を街中探したり、
家出人の捜索願の手配をするなど、ドラマや映画ではないですが事件はまさに現場でたくさん起こっていました。
その後、3か所目の市町村課に戻って市町村財政に関する仕事に2年従事した後、
5か所目として、県内の白井市(最近北総線の関係で有名になりましたが、
全国で一番梨の生産量が多い千葉県の中で、一番生産量が多い市町村です)に派遣となりました。
財政課職員として市の予算編成や執行管理を行うとともに、契約や行政改革なども幅広く、
そして実地に経験することができました。現在は3か所目で書いた市町村課に三度戻り、起債
(市町村などがする借金のこと)の同意許可の仕事をしています。皆さんが県庁と聞いて思い浮かべるような、
道路整備や福祉関係などの仕事を私はしていないのですが、
逆に県の仕事は幅が広いということがお分かりいただけたのではないかと思います。
最後になりましたが、広く人のためになる仕事がしたいと考えている法経学部生の方、
ぜひ千葉県庁で一緒に働きませんか。

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